サ高住の安否確認は、制度上「状況把握サービス」と呼ばれる必須サービスです。
職員の声かけ、訪室、食事時の確認、センサー、緊急通報装置などで本人の状況を確認しますが、24時間そばにいて見守る介護とは違います。
結論|安否確認は「何回確認するか」より、反応がないときに何をするかが重要
通常時の確認方法、確認回数、夜間・外出時の扱い、応答がないときの訪室、合鍵、家族連絡、救急要請まで確認します。本人がナースコールを押せない場合の仕組みも重要です。
安否確認はサ高住の必須サービス
サ高住では、状況把握サービスと生活相談サービスを提供することが登録制度上求められています。
毎日どのように確認するかは住宅ごとに異なる
定時訪室、食事時の確認、電話、センサーなど方法は一律ではありません。
登録情報で実際の方法を確認できる
サービス付き高齢者向け住宅情報提供システムでは、住宅ごとに状況把握の方法や提供時間等を確認できます。
安否確認と介護の見守りは同じではない
定時確認の間に転倒することもある
1日1回安否確認があるからといって、それ以外の時間も継続的に見守られているわけではありません。
常時見守りが必要なら別の支援を検討する
認知症、転倒、自分で助けを呼べない状態などでは、追加見守りや介護サービスが必要です。
「見守りあり」という言葉だけで判断しない
住宅の安否確認サービスと、介護保険上の見守り・身体介護を分けて確認してください。
確認方法は本人の生活と合っているかを見る
| 確認方法 | 確認したい点 |
|---|---|
| 食事時 | 食事を頼まない日の代替 |
| 訪室 | 何時ごろ・何回行うか |
| 電話 | 応答できない場合の次の手順 |
| センサー | 何を検知し、誰に通知するか |
| ナースコール | 本人が操作できるか |
外出が多い人
外出届や帰宅連絡がないと、不在なのか異常なのか判断しにくくなります。
昼寝が長い人
通常の生活パターンを住宅側と共有しておくと、異常時の判断材料になります。
反応がないときの手順を確認する
再度声をかけるだけか
応答がなければ、電話や再訪で確認するのかを聞きます。
居室へ入るか
緊急時に合鍵で入室する条件を確認します。
家族へいつ連絡するか
現場確認前に家族連絡だけで終わるのか、職員が本人を直接確認するのかを確認します。
救急要請の基準
倒れている、意識がないなど緊急時に、誰が119番通報するかを確認します。
合鍵の管理とプライバシー
安否確認のために合鍵を使用する場合、安全とプライバシーの両立が重要です。
鍵の保管場所と利用権限
誰が鍵を扱えるのか、利用記録を残すのかを確認します。
通常時に勝手に入室しないルール
緊急時以外の入室条件と本人の同意を確認します。
POINT
安否確認は「本人の自由を守りながら異常を見逃さない」仕組みであることが大切です。確認回数が多いほど良いとは限りません。
本人が通報できない場合はどうする?
認知症でボタンの意味が分からない
ナースコールだけに頼らず、定期訪室やセンサー等を組み合わせられるか確認します。
麻痺でボタンに手が届かない
ベッドやトイレから押せる位置へ設置できるか確認します。
転倒で意識を失った場合
本人発信がなくても異常を見つけられる仕組みがあるかを確認します。
夜間の安否確認はどうなる?
日中は職員が常駐していても、夜間は緊急通報装置による対応となる住宅があります。
誰が通報を受けるか
館内職員、外部警備会社、コールセンターなど、受付先を確認します。
現場へ誰が来るか
外部からの駆けつけなら到着見込み時間を確認します。
停電・通信障害時の代替
緊急通報装置が使えない場合の連絡手段を確認します。
外泊・入院時は安否確認をどう止める?
不在を住宅側が把握していないと、誤って安否確認や家族連絡が行われる場合があります。
外泊届の方法
何日から何日まで不在か、帰宅予定を伝えます。
帰宅後の再開
予定より早く戻った場合に、誰へ連絡するかを確認します。
状態が変わったら確認頻度を見直す
入居当初は1日1回で十分でも、転倒や認知症の進行により頻度を増やした方がよい場合があります。
追加見守りが有料か確認する
住宅独自の有料サービスなのか、介護保険サービスが必要なのかを確認します。
見守りだけでは不足する場合
排せつ介助や服薬管理など身体介護が必要になった場合は、介護サービスを追加します。
安否確認で確認したい10項目
- 通常時の確認方法
- 1日の確認回数
- 食事を取らない日の代替
- 反応がないときの訪室
- 合鍵の管理
- 家族連絡のタイミング
- 救急要請の基準
- 本人が通報できない場合の対策
- 夜間・停電時の対応
- 状態変化時の追加見守り
安否確認の頻度を増やせば安心とは限らない
確認回数が多くても、本人の生活に合わなければ負担になることがあります。
本人が眠っている時間に訪室しないか
早朝や昼寝中など、本人の生活リズムを伝えて確認時間を調整できるか聞きます。
プライバシーとのバランス
頻繁な訪室を本人が嫌がる場合、センサーや食事時確認など別方法を検討できるか確認します。
必要な人へ必要な頻度を設定する
元気な人と転倒リスクの高い人で、同じ確認方法が最適とは限りません。
家族への連絡方法も決めておく
どの程度の変化で連絡してほしいか
食事を一回取らなかった、転倒した、発熱したなど、家族連絡の基準を確認します。
第一連絡先と第二連絡先
仕事中に電話へ出られない家族もいるため、連絡順を登録します。
夜間連絡の希望
深夜でも連絡が必要な状況と、朝まで待ってよい状況を住宅と共有します。
まとめ|安否確認は「異常時の次の行動」まで確認する
サ高住の安否確認は必須サービスですが、常時の介護見守りとは異なります。
通常時の方法だけでなく、応答がない、通報できない、夜間に異常が起きた場合の次の行動まで確認しましょう。
安否確認は、確認する時間帯・方法・回数と、異常があった場合の連絡先まで確認します。日中と夜間で対応者が変わる場合は、夜間の緊急通報後に誰が駆けつけるのかも確認してください。
安否確認は、確認する時間帯・方法・回数と、異常があった場合の連絡先まで確認します。日中と夜間で対応者が変わる場合は、夜間の緊急通報後に誰が駆けつけるのかも確認してください。
安否確認は、確認する時間帯・方法・回数と、異常があった場合の連絡先まで確認します。日中と夜間で対応者が変わる場合は、夜間の緊急通報後に誰が駆けつけるのかも確認してください。