ケアハウスへ申し込んでから入居できるまでの期間は、空室や必要書類、面談の日程などで変わります。「空きがある」と聞いても、すぐに入居できるとは限りません。
この記事では、入居までの時間を左右する要因と、希望時期に向けて準備する方法を説明します。
全国共通の期間はなく空室待ちと手続きの時間を分ける
まず押さえたいこと
ケアハウスの申込みから入居までに必要な期間は、空室状況、本人の状態、判定、契約準備によって異なります。待機期間と、受入れ可能になってからの手続き期間を分けて施設へ確認してください。
待機者がいなければ即日入居できるという意味でも、待機者が多ければ必ず長期間かかるという意味でもありません。居室の種類や支援体制との適合も関係します。
希望日がある場合は、退院や家族の事情も含め、最初の相談で伝えることが大切です。
書類と面談の日程が決まるまでの時間を見込む
申込書、収入関係資料、診断書、介護保険関係書類などのうち、何が必要か確認します。診断書は受診や発行に時間がかかる場合があるため、様式を先に受け取ってください。
面談を施設、自宅、病院のどこで行えるか、家族の同席が必要かも確認します。関係者の日程が合わないことによる遅れを防ぐため、候補日を早めに調整しましょう。
入居判定と空室案内は別の段階と考える
入居可能と判定されても、希望する居室が空くまで待つ場合があります。一方、空室の案内後に、現在の体調や介護状態を再確認する場合もあります。
待機中に入院や介護度の変化があったときは、施設へ連絡してください。古い状態のまま登録されていると、案内の時点で調整し直す必要が生じます。
契約・引っ越し・サービス開始を同時に調整する
入居日が見えてきたら、契約の説明、初期費用の支払い、家具の準備を進めます。訪問介護などが必要な人は、入居日に利用を始められるよう事業所も調整します。
部屋だけ先に確保できても、介助や服薬支援が未調整なら安全に生活できません。施設へ、最短日だけでなく必要な支援が揃う日を確認しましょう。
希望時期に間に合わない場合の生活を支える
入居待ちの間に自宅での介護が難しくなる場合は、地域包括支援センターやケアマネジャーへ相談します。訪問サービスや短期入所など、状態に合う支援を検討してください。
退院を控えている人は、病院の退院支援担当者にも期限を伝えます。一つの施設の空室だけを待たず、別の候補と当面の生活場所を並行して調整すると、判断を急ぐ負担を減らせます。