どのような時に介護施設を利用するべきか

一般的にはどのような時に介護施設を利用するべきでしょうか。私は当初自分で義母の介護をするつもりでいました

ただ、介護をしていく中で介護の実態が分かり自分一人だけの力では無理だなと気づき介護施設を利用しました。

私のように思い介護施設を利用した人も居れば、他の理由で介護施設を利用した人も居ると思います。ここでは、私がこういう時には介護施設を利用したほうがいい!というのをご説明したいと思います。

まずは専門的な知識が必要な病気や怪我の時です。要介護者の状態によっては専門的な知識が必要になる場合があります

例えば、高齢者の方が大腿骨の骨折をしてしまった場合にはほとんどの場合は寝たきりになる事が多いです。

素人からしたら、どのように体を起こせばいいのか?、そもそもどの程度体を動かしていいのか?などという事は分かりませんし、素人がやってしまったら症状をさらに悪化させる事も無きにしも非ずです。

そういった場合には専門的な知識のある介護施設を利用するのが良いでしょう。

そして、介護が家族の過負担になっている場合です。介護というのは想像以上に過酷なものです。その負担が時には仲が良かった家族の中を切り裂いてしまう事もあり得ます

そうなってしまっては要介護者もいたたまれないでしょう。そういった場合には介護施設を利用する事で介護をしている人の負担を軽減させる事ができます。

見方によっては面倒事を押しつけたと見えるかもしれませんが、両者にとってこれが一番良い形である場合もあるのです。

こういった場合には利用すべきではない

それでは、逆にどういった場合には介護施設を利用するべきでは無いのでしょうか。正しく言葉を言い換えるならば、こういった場合には介護施設の利用を十分に検討すべき。という感じでしょうかね。

それは収入が著しく低い場合です。介護施設は国が行う慈善事業ではありません。一企業が行うサービスです。そのため、介護施設に預けた場合には毎月いくらかのお金がかかります

その額は施設によっても異なりますが、決して安い金額ではありません。介護のお金を優先して残された家族が一切生活出来ないのでは意味が無いですよね

そういった場合には安易に介護施設に預けるのではなく、しっかりと1年、3年という風に将来どれぐらいのお金がかかり、今の財政状況でやっていけるのかという、シュミレーションをする必要があります。

もし、それを怠ってしまってはいつの日にか破綻してしまう可能性があります

そして何より要介護者が家に居る事を強く望む場合です。介護施設にはたくさんの同じような年代の人が入居されていますが、いきなり見ず知らずの人との生活はとても大きなストレスになる場合があります。

人生の最後は住み慣れた家で過ごしたいと願う要介護者も居ます。そういった場合には家で介護してあげるのが一番です。要介護者は好きで病気や怪我を患った訳ではありません。

一番大事な事は要介護者の気持ちをくみ取ってあげる事になります。もちろんそれで家族が崩壊してしまっては意味がありませんが、出来る範囲で最大限くみ取るという努力は必要ではないでしょうか。

 

 

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